2012年9月3日月曜日

キナバル山で会った人 その二

キナバル山へ向かう際、僕は3人のマレーシア人登山家と乗り合いになった。
なんとキナバル山を登るのは5回目という人やエヴェレストのベースキャンプまで歩いてきたという人たち。
大学の生徒と先生というチームで、彼らと一緒にいるのは楽しかった。

彼らは何かのリサーチのために特別な許可をもってキナバル山でキャンプをするという。
山に登ってるせいか、山好きな人と出会えて、なんか盛り上がる。

僕がネットで探した宿よりも遥かに安い宿に泊まるというので(さすがキナバル山5タイマー!!!)
のこのこと同じ宿に泊まることにした。(それがBAYU KINABALU LODGEでした)
肌の色や衣装からわかったけど彼らはイスラム教徒。
宿でさっそくお祈りを始める。

僕だけただつっ立ってるのはアラーに対して失礼な気がした。
しかし俺はイスラム教徒ではない。
そもそも「アラー」って呼び捨てにしていいのか?ってことを考えてた。
なんていえばいいんだ?Mr.アラー?そんなわけないだろう。

とにかく僕もお祈りの際にはひざまずいた。
手を合わせる。
彼らと一緒に、僕は登山の無事を祈った。

信仰心の強い彼らと祈るのは、神聖な時間を共有している気がした。

それから彼らと一緒に温泉にいったりご飯を食べたりした。

フィルドゥーシ先生はすごく物知りでマレーシアの文化について、イスラム教について、いろいろと含蓄ある話をきかせてくれる。

アジムはフレンドリーで本当にクライミングや山が好きで、2年後にエヴェレスト登頂を目指してトレーニング中。

アニスは日本語を知っててとてもいい子。アジムのチームメイトで、キナバル山は3回目。

なんか親日の方々でドラえもんとか大好きなのだ。
AISHITERUというマレーシアの歌も教えてくれた。
翌朝はなんとアジムの携帯のアラーム、ドラえもんの主題歌で起きた。
すげえ。
フィルドゥーシ(イスラム語で楽園を意味する名前だそうだ)は、日本に来たことがあり、アースシェイカー(ロックバンド)とヤシカ(カメラ)について話してくれた。
すげえ。
イスラエルにいったと話すと「どうだった?」と聞かれる。というのも、マレーシアのパスポートは、イスラエル以外の国すべての渡航を保証しているとのこと。イスラエルには行けないのだ。
知らなかった。
イスラエルなんかヨルダンに滅ぼされちゃえって思うんだけどな。

 いろいろと話してて勉強になったのだが、印象的だったのは祈りの時間とディナー。
ディナーはキナバル山のロッジの隣にあるレストランだった。
カラオケの音楽が流れてた。
フィルドゥーシが「マレーシアは公式でも22~23の言語があって、部族が多いんだ。彼らは独自の言語を持っている。ここ(キナバル山)も現地言語を使ってるね。カラオケの歌も、2,3の単語しかわからない。同じマレーシア人にだってわからないんだよ」

そ、そうだったのか・・・・!!

とてもフレンドリーな人たち。
今後も連絡を取り合うことを話した。
フィルドゥーシさんは僕が初めてのマレーシア旅行だからか、キナバル山のロッジであったときも山から下りて会ったときも、 「何事も問題ないかい?」とお父さんみたいに聞いてくれる。
アジムもいい若者。
アニスもいい子。

彼らが、旅行中初めて仲良くなったマレーシア人だった。
僕はラッキーでした^^

2012年9月2日日曜日

キナバル山で会った人 その一

キナバル山で会った人で、ついさっきまで一緒に行動していた人とのことを書こう。
キナバル山のロッジで同じ部屋になったベトナム人のヴァンさんだ。

オリンピック柔道金メダリスト 松本薫さん似の彼女はかなりのつわもので、
もともと山が好きなんだけど、なんとサンダルで登っていた。
「こっちのほうが軽いし濡れてもすぐ乾くからいいよ。ブーツなんて大げさなんだよ」とのこと。
 俺は最低でもシューズじゃないと岩に足をぶつけると痛すぎるから嫌だけど・・・
なんか、ブラジルの子供たちがまともなサッカーボールで遊んでるわけじゃないけど、
めちゃめちゃサッカーが上手いってのを感じた・・・・。

僕も少しは山を登るせいか、多少の岩場はたいしたことがない。
フィジカルに勝る白人や竹島の件でいじめてくる韓国人グループがロープにつかまりながらものろのろと岩場を歩いているのを尻目に、羽があるかのようにスイスイと歩くのが爽快だったのだが、
ヴァンも走るような速度で岩場をクリアする。
サンダルなのに俺と同じか少し早いペースだった。

すげえな、この人・・・

と思っていた。

マレーシアでピークハントをしてたり、インドネシアへ遠征して山登りをしていた彼女。
あんまり装備を買わずに楽しんでいた。

昭和初期の日本の登山家もゴアテックスとかモノがなかった時代は工夫と体力で山を登っていたのだろうが、それとも少し違う登山家の姿を見た気がした。
必要ない装備は持たない、ってただそれだけなんだけど。

そのヴァンさん、登山後も一緒に町まで行動してた。
すごく優しい人で俺に果物を分けてくれた。
ライチのような果物とゆでピーナッツ。
へー、うまいなって思って食べてたら、その晩、猛烈な食あたりを起こした。

数々の国でローカル・フードを食べてきて、登山前にも様々な種類のローカル・フルーツを食べてたんだけど、
これには一発で壊された。
睡眠時に猛烈な吐き気、下痢!
こ、これは・・・

10年以上前中国を旅したときもやられたが、ここまでの即効性はなかった。
そして今回の下痢のたちの悪さはイスラエル以来。
あのころは「ダイアリーア(下痢)」という英単語がわからず症状を説明できなくて薬局で地獄を見た。
今回は日本最強の胃腸薬、正露丸を持ってきた。
まさか早速旅のはじめでこれの世話になるとは・・・。

山行のあとの筋肉痛も、今回のはすごかった!
キナバルの2週間前に、もっときつい山登りしてて、そのときはたいした筋肉痛じゃなかったのに、
今回はめちゃ発熱した気がする。
苦しみにうなりながら、バファリンを飲んで楽にさせた。

ヴァンさん、筋肉痛も食あたりも縁がないみたい。
筋肉痛はともかく、食にあたらないってのが、大陸のアジア人と島国のアジア人の差なのかもしれない。

結局、山行のあとの1日半は食欲もなく寝てた。
ようやく今、すこし散歩ができるようになった。
でも、まだ消化が遅くてまともに食事ができましぇん。

結果、腹は壊したけどヴァンさんとの出会いは面白かった。
彼女の山登りの楽しみ方から学んだものはあるし、
僕の撮った写真を褒めてくれた^^


その写真ですが、旅行中は気が向いたらアップします^^

キナバル山登山 個人手配で安くおさめる方法

マレーシアにある東南アジア一の標高を誇るキナバル山にいってきました。
マレーシアの友達に登山にかかる費用を聞くと、めちゃ高いと知り、
個人手配できないかと思っていました。

結果からいうと個人手配はできます。
しかしそれでもめちゃ高いです。
一泊二日の山行に200USD以上かかります。
マレーシアリンギットにして2012年8月30日現在、713かかります。
しかしツアーの価格は850~980マレーシアリンギットくらい。
これは最低2名参加からの価格で、一名のみの手配だともう少し価格があがる可能性があります。

まず、コタ・キナバルのバス・ターミナルにいくと、朝からキナバル山に向かう乗り合いバンがいます。
相場は20~25リンギットですが、25くらいだと思ってみてください。
尚、20リンギットで乗れる長距離バスもでているようですが、これも人が集まり次第出発するとかいう不定期なものですし、
乗り合いバンのほうが目的地にストレートに行くのでバスより遥かに、遥かに便利です。

さて、キナバル国立公園前に着くには2時間くらいです。
もしその日のうちから登りたいなら、すぐ国立公園事務所で登録手続きを行ってください。

もし翌朝の早朝から登りたいならどこかに一泊する必要があります。
公園内にも宿泊施設がありますが、バックパッカーなら公園の外の宿がおすすめ。
僕が利用したのは、公園からコタ・キナバル方面に歩くこと5分、BAYU KINABALU LODGEという宿です。
ドミトリーで15リンギット!!!
ドミの隣はレストランになっており、便利な場所です。
地球の歩き方には載っていませんが、結構日本人が来ているみたいです。
ほかにも宿はあるけど30~50リンギットくらいしてます。

個人手配で安くできるのはこんなところだと思います。
ポイントは
・移動には乗り合いバンを使うこと
・前夜泊の場合は近い場所のホステルを利用すること

登山してる人をみると、日本人、韓国人、中国人はツアー参加っぽい人が多く、
個人手配してるっぽい人は少なかったです。
参考にしてみてください^^